【知ってる?】読み間違えやすい漢字【25選】

ふと普段周りの人たちが使っている言葉の読み間違い、言い間違いに違和感を感じたことが皆さん一度はあるのではないでしょうか。
今回はそんな読み間違えやすい漢字を調べて25個厳選してみました。

まー伝わればどっちでもいいんじゃないかなっ!

読み間違えやすい漢字【25選】

1. 雰囲気

〇 ふんいき× ふいんき
意味:その場を満たしている一般的な気分・空気。

「ここのカフェふいんきいいねー」とか使いがちだけど正解は「ふんいき」。
これは知っている人は多いかもしれないですね。

ふいんきの方が絶対言いやすいよね

2. 一段落

〇 いちだんらく× ひとだんらく
意味:文章などの、一つの段落。 物事が一応かたづくこと。ひとくぎり。

「いちだんらく」が正解。
一工夫(ひとくふう)や一息(ひといき)や一苦労「ひとくろう」などの言葉があるので「ひと~」と誤読してしまうことが多くなってしまったのかもしれませんね。

「いち~」は一大事(いちだいじ)しか思い浮かばないな

3. 年俸

〇 ねんぽう× ねんぼう
意味:1年単位で支払われる報酬のこと。

「ねんぽう」が正解。
「ねんぽう」の「ぽう」の漢字の「俸」と「棒」が似てるから「ねんぼう」と読み間違えやすいのかもしれませんね。

4. 汎用

〇 はんよう× ぼんよう
意味:なににでも使えることや、幅広い用途で使われること

「はんよう」が正解。
「ぼんよう」は漢字では凡庸ですね。
ちなみに凡庸の意味は「平凡で、特にすぐれたところのないこと。」です。

言い間違えたら意味が変わってやべーです。

5. 発足

〇 はっそく ほっそく
意味:出発すること意味:組織などの活動が始まること

「はっそく」「ほっそく」どちらも正解です。
ただし、「はっそく」と「ほっそく」で意味が変わってきます。
使い分けに要注意です。

「ほっそく」しか知らなかったなぁ

6. あり得る

〇 ありうる× ありえる
意味:起こる可能性がある、当然考えられる

「ありうる」が正解。
得るは「える」と読めるから間違えやすいですね。
よく「水を得た魚」(みずをえたうお)とか言いますからね。

7. 一世一代

〇 いっせいちだい× いっせいいちだい
意味:一生のうちにたった一度のこと。一生に二度とないような重大なこと。

「いっせいちだい」が正解。
一世を風靡(いっせいをふうび)などという言葉もあるので間違えやすいですね。

8. 大舞台

〇 おおぶたい だいぶたい
意味:大きくてりっぱな舞台。広大な活躍の場。

「おおぶたい」が正解。
「だいぶたい」と読む人が多いので間違いではなくなってきている様です。(慣用読み)

長渕剛さんの乾杯の歌詞に出てくる「大きな舞台に立ち~」を思い出して「おおきなぶたい」、「おおぶたい」と覚えてたなぁ。

9. 続柄

〇 つづきがら ぞくがら
意味:親族の関係。血族関係。

「つづきがら」が正解。
こちらも「ぞくがら」と読む人が多いので間違いではないとされてきているようです。(慣用読み)

10. 免れる

〇 まぬかれる まぬがれる
意味:身に受けては好ましくないことから逃れる。

「まぬかれる」が正解。
本来は「ま(=目)」+「ぬかる(油断する)」で「まぬかれる」だそうです。
「まぬがれる」が浸透してきているので間違いではないとされてきているようです。(慣用読み)

11. 早急

〇 さっきゅう そうきゅう
意味:非常に急を要する様子。

「さっきゅう」が正解。
ただし「そうきゅう」も広く普及しているので慣用読みとして間違いではなくなってきているようです。

12. 重複

〇 ちょうふく じゅうふく
意味:同じ物事が二つ(二度)以上重なること。

「ちょうふく」が正解。
「じゅうふく」も広く普及しているので慣用読みとして間違いではなくなってきているようです。

「じゅうふく」って言われるとなんか違和感があるかな。

13. 既存

〇 きそん きぞん
意味:既に存在していること

「きそん」が正解。
ただし、「きぞん」も今では広く普及していることから間違いではなくなってきています。(慣用読み)

ずっと「きぞん」だと思ってた

14. 開眼

〇 かいがん かいげん
意味:よく見えなかった目が、よく見えるようになること。または見えるようにすること。意味:仏像・仏画を供養し、眼を点じて魂を迎え入れること。真理を悟ること。

「かいがん」「かいげん」どちらも正解です。
ただし、それぞれ意味が異なってきますので、注意が必要です。
「かいげん」は開眼供養(かいげんくよう)や開眼法要(かいげんほうよう)などでそう読みますね。

15. 間髪

〇 かんはつ× かんぱつ
意味:「間髪をいれず」少しの時間も置かないさま。

「かんはつ」が正解。
髪(はつ)を「ぱつ」と読むのは金髪(きんぱつ)や散髪(さんぱつ)などが「ぱつ」と読むから間違って読むことが多くなったのかもしれませんね。

「かんはつ」が正解なんて調べるまで知りませんでした

16. 茨城

〇 いばらき× いばらぎ

「いばらき」が正解。
宮城県は「みやぎけん」だし、エヴァンゲリオンの葛城ミサトは「かつらぎ みさと」だし、スラムダンクの宮城リョータは「みやぎ りょーた」だし、やはり「城」を「ぎ」と読みたくなってしまいますよね。
茨城県民が茨城弁で訛って「き」を「ぎ」と発音していたから「いばらぎ」の読みが増えたという説もあるそうです。

17. 未曾有

〇 みぞう× みぞうゆう
意味:今まで起こったことの無いこと。 とても珍しいこと。

「みぞう」が正解。
有名なあの方も言い間違えて一時ニュースになりましたね。

18. 疾病

〇 しっぺい× しつびょう
意味:病気

「しっぺい」が正解。
保険のCMで「三大疾病」(さんだいしっぺい)などの言葉が出てくるので聞いたことはあると思います。

19. 遵守

〇 じゅんしゅ× そんしゅ
意味:言いつけ・きまり・法律などにそむかず、それをよく守ること。

「じゅんしゅ」が正解。
「遵」の字に「尊」があるので「そん」と読み間違えやすいですね。

20. 捏造

〇 でつぞう ねつぞう
意味:事実でないことを事実のようにでっちあげること

「でつぞう」が正解。
しかし「ねつぞう」も広く普及しているので慣用読みとして間違いではなくなってきているようです。

「でつぞう」って言ってる人見たことない

21. 過不足

〇 かふそく かぶそく
意味:数量や程度などが多すぎることと少なすぎること

「かふそく」が正解。
しかし「かぶそく」も広く普及しているので慣用読みとして間違いではなくなってきているようです。

22. 分別

〇 ふんべつ ぶんべつ
意味:常識的な慎重な考慮・判断をすること。道理をよくわきまえていること。意味:種類によって区別・区分すること。

「ふんべつ」「ぶんべつ」どちらも正解。
ただし、それぞれで意味が違ってきますので注意が必要です。
「ふんべつ」は「ふんべつのある行動をしなさい」などよく言いますね。
「ぶんべつ」は「ゴミのぶんべつ」などで使いますね。

毎週というか毎日ゴミを分別してます

23. 台頭

〇 たいとう× だいとう
意味:頭を持ち上げること。勢力を得てくること。

「たいとう」が正解。
「台」が「だい」と読むので間違えやすいですね。

24. 凡例

〇 はんれい× ぼんれい
意味:書物の巻頭にあって、その編述の方針や使用法などを述べたもの。

「はんれい」が正解。
「凡例」の「凡」が「ぼん」と読むので間違えやすいですね。
「凡人」(ぼんじん)や「平凡」(へいぼん)などがそうですね。

25. ご利益

〇 ごりやく× ごりえき
意味:神仏が人間に与えるお恵み、幸運。

「ごりやく」が正解。
「利益」は「りえき」とも読みますが、「ご利益」は「ごりえき」とは読みません。

26. 【おまけ】YOUTUBE動画 / 雑学WARS①

読み間違いやすい漢字【15選】というタイトルでゲーム風にYOUTUBE動画を作ってみました。

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